サイキックリーディングの時に使うサイキック感覚のことを専門用語ではクレア感覚と言います。
クレアヴォヤンス=視覚、クレアオーディエンス=聴覚、クレアセント=嗅覚、クレアガスタンス=味覚、
クレアタンジェンシー=触覚、クレアセンティエンス=感覚、クレアコグニザンス=知覚
サイキックリーディングはクライアントさんを守っているスピリットガイド(簡単に言うと守護霊)と私についてくれているサイキックガイドが対話をします。
そして、私のサイキックガイドがクレア感覚という第六感を通じて私にYESとNOやメッセージを伝えてくれます。
私はサイキックリーディングを始めた当初は『視る』というクレア感覚ばかりに意識を向けていて、視ることが何より一番大事だと思い込んでいました。
でも、私のヒーリングとサイキックリーディングの師にこう言われました。
『視る』ことばかりを重要視しないでください、『聴く』とか『知る』という他のクレア感覚でリーディングがより詳しく伝えられるんですよ、と。
そのアドバイスをいただいて以来、『視る』という感覚ばかりに意識を向けないようになりました。
そして、その後ある女性に過去世リーディングをした時のことです。
私のサイキックガイドが
『北海道』『アイヌ』という2つの単語を立て続けにサイキック感覚の聴覚を通して私に伝えてきました。
つまり、その女性の過去世の一つが北海道でアイヌ民族だったということです。
その女性は北海道から随分離れたところに住んでいて、一見、北海道とご縁があるようには思えないのですが…。
メッセージをお伝えした後、その女性に『北海道』や『アイヌ』に何か繋がりはありますか?と尋ねてみました。
するとその女性は、こんなふうに答えてくれました。
①私が小さい頃、父が仕事で北海道によく行っていたので、熊やアイヌの木彫りのお人形やその他にもアイヌのお土産がたくさん家にありました。
②そのお土産のなかにコロボックルの本があり、その本が大好きで小さい頃よく読んでいました。
③年の離れた私の弟が北海道の大学に合格し、弟の身の回りの世話をするためにその当時は半年に一度、北海道に行っていました。
④いま現在、語りをするサークル団体に所属していて、つい最近アイヌの物語についての語りをやり終えたところでした。
アイヌや北海道に関係するフィードバックをこんなにいただけたことは正直驚きました。
『聴く』というサイキック感覚を自分でもはっきりと認められ、その正確性を感じられたことと、過去世での人生や経験は今世においても再び深い繋がりを持つということが分かった出来事でした。