ショッキングな事実
私も初めて聞いたときは、非常に衝撃を受けました。
市場に出回っているパワーストーンのほぼ9割がパワーストーンのエネルギーを100%抱えていない。
100%どころか、石自体、死んでしまっているものもかなり多い…このことは、なかなか記事として書きにくいところがありました。
私がせっかく今まで集めてきた石たちもそうなの??と、非常に悲しくなりましたし、なかなか認めたくないない事実でした。
でも、パワーストーンマスターでありパワーストーンの世界的権威といわれる、私の師、The Rock Girlことアリソンによると、非常に残念なことで石に罪はありませんが、飾りとしてならいいけれど、ヒーリングやリーディングには使えない、と。
昨今の様にパワーストーンに注目が集まり、大量に流通されていなかった時代は、石のことをよく知る人たちが丁寧に手で掘ったり、手で石を磨いていました。
こういった石たちが、実は最高のパワーストーンです。
母なる大地が何万年という歳月をかけて育んだ鉱物という生命ある存在なのです。
実際に、生きている石は、少しの熱や圧力をかけると、石の分子や電子が動き出す様子が電子顕微鏡を通して分かります。
生命を奪われた石たち
見た目重視のパワーストーンは、見た目がきれいでなくては売れないため、泥を落とすためにまず、化学薬品である酸に漬けられます。
そして、輝きを出すために、アクリルスプレーという、一種のマニキュアのようなものが表面に吹きかけられます。
すると、石はキラキラと輝いて見える一方、窒息状態になり、たちまち呼吸が出来なくなってしまうのです。
また、色を鮮やかに見せるために高温の熱を加えられ、石が料理されたような状態になり命が失われてしまったり。
もっとひどいものになると、石の粉末にアクリルを混ぜこんだものを型に流し込んで作られるものもあるそうです。
生きた本物の石は、私の場合は手で握ると熱くなってきたり、エネルギーが伝わってきて背中のあたりがぞわぞわと波立つような感じがしてきます。
遥か太古の昔より人々が宝石や石に内在しているパワーや心身への癒しなどの効果を知っていたからこそ、宝石や石が大切に扱われてきました。
そして、最近知ったことですが、本物の石は石本来の独特なにおいがします。
かつてのように石が好きな人達が石に敬意を払って丁寧に扱う、という流れがまた復活してくれることを願います。