屋久島の自然を体感
屋久島2日目、3日目はカヤック、シュノーケリング、そして白谷雲水峡と太鼓岩までのトレッキングを体験しました。
☆房川(あんぼうがわ)でのカヤック。
透明度の高い安房川は、川の中に入ると、上層は冷たい川の水で、下層は温かい海水の2層に分かれていました。こういうのを『汽水』というそうで、温度の違う水の中に入るのは初めてでした。
遠くには緑の濃い山々が連なり、美しい山の景色を眺めながら川を山の方に向かって上がっていきます。
時折、蝶がひらひらと舞いながら私たちの側を飛んでいきます。トンボや屋久島では珍しくはない赤い小蟹もたくさん。
普段の生活ではなかなか味わえないゆっくりとした時間の流れに心がほぐれていきます。
☆シュノーケリング
シュノーケリングは初体験でした。まず、ウエットスーツを着るのが一苦労でした。
口呼吸もうまくできるか心配でしたが、ツアーガイドさんに調節して頂いたおかげで最後まで快適に海の中を楽しむことができました。
屋久島の海は透明度が素晴らしいだけでなく、想像以上に海の中はカラフルな世界が広がっていました。
テレビでは目にしたことがあるような海の中の風景を自分の目で実際に見ることが出来る感動は何とも言えません。
水色、白、赤のサンゴ、パープル色、縞模様の美しい魚、遠くにはウミガメがうっすらと見えました。
白化したサンゴを目にした時はせつなくなりましたが、こんなにも美しい自然環境を真剣に守りたいと心から思いました。
☆白谷雲水峡と太鼓岩
白谷雲水峡の苔むす森は『もののけ姫』の舞台になったことでも有名な自然休養林です。樹齢千年を超える、全国から名前を募集して命名された屋久杉にも数多く出会いました。
雲水峡は特に湿度が高く、苔に覆われた岩々と屋久杉の神秘的な世界が辺り一面に広がっています。
ツアーガイドさんが面白い話をしてくれました。
昔、屋久杉を切って献上するときには、木を切っても良いかどうかを木の神様に聞くために木の根元に斧を立てておき、斧が翌日まで倒れなければ切っても良い合図だとして、きちんと神様にお伺いを立ててから木を切っていたそうです。
御神木になるくらいの屋久杉がたくさんあり、神様が宿っていらっしゃる木々であることを肌で感じた森でした。
屋久島に行った意味
屋久島に行く、という話が出たとき嬉しかったのですが、本当に実現するのか、そして障害なく行けるのか…周りの人たちの中にはコロナや台風を心配する声もありました。
実際、8月の中頃からコロナ感染者が急増していて、そんなニュースばかりが流れていました。
なので、私は自分のスピリットガイドに、屋久島に行けますか?とリーディングをしてみました。2回リーディングしてみましたが、台風もコロナも心配なしと。
でも、旅行の1週間前、夫がコロナ感染者急増のニュースを見て、行くのを躊躇し始めました。
家族みんなで本当に行けるのか?段々と雲行きがあやしくなってきました。
旅行直前まで悩んでいましたが、結局、家族揃って出発でき、屋久島行きが実現した喜びと無事に家族揃って行ける喜びが重なりました。
それと、屋久島全体がパワースポットのような場なので、パワーストーンもエネルギーチャージのため、すべて丁寧に包装してトランクに詰めて旅行に持っていくことが叶ったことにも感謝です。
旅行のあいだ、台風が近づいているといわれていましたが、お天気にも恵まれ素晴らしい旅となりました。
そして、旅から帰り、今回お天気も良く健康で無事に旅行に行けたわけですが、スピリットガイドに感謝を伝えるとともに今回の旅行での深い意味をきいてみました。
私の魂にとって今回の旅がどういう意味を持ったのか…それは、私の過去世からの心の傷を癒し、自然と繋がることでサイキック感覚を高めるため、という意味も込められていました。そして、私の肉体や魂のエネルギー変化が起こったそうです。今回の旅は、スピリットガイドの采配により導かれて実現したものでした。
今後の活動において切り替わりになる節目となった旅でした。