私の人生は、一見「苦しい出来事」の連続でした。
けれど今振り返れば、それはすべて――宇宙からのギフトだったのです。

教育者であった父は厳しく、兄との衝突が絶えず、家庭には常に緊張と恐怖が漂っていました。
緊張やこころの萎縮は身体にも影響し、私は身体も弱く、よく体調を崩す子どもでした。

人に家庭環境のことを語るのを避けるうちに、本音で人と付き合うよりも、距離を保ちながら生きることが当たり前になっていきました。
そんな流れから、私は自然に精神的な世界や、目に見えないスピリチュアルな世界を求めるようになっていったのだと思います。

「健康でありたい」
「調和した家庭を持ちたい」
この願いは、私にとってずっと大きなテーマでした。

やがて家庭を持ち、子育てに追われる日々の中で人生最大の試練が訪れました。

9歳の娘が交通事故に遭い、脳出血・脳挫傷・脳腫脹という重傷を負い、生死の境をさまよったのです。
「助からない」「後遺症は避けられない」と医師に告げられ、祈るしかない毎日でした。
けれど、「この命を神に委ねます」と心からお任せすると、奇跡のような回復が始まりました。
後遺症もなく、娘は音大に進み、今は元気に社会人として歩んでいます。

この出来事が、私のスピリチュアルな目覚めの始まりでした。

さらに数年後、2年間にわたる覗き被害にも遭いました。
心にまとわりつく不快なエネルギーを払いたい――その思いから、初めてパワーストーンヒーリングの体験セッションを受けることになりました。
その時に感じた「自分では抗えない大きなエネルギーの力」は、私の人生を根本から変える出会いとなりました。

幼い頃から病弱で、深い部分では人に心を閉ざしてきた私が、石を通して癒しに触れたとき――「これを学びたい」と自然に強く思ったのです。
そして私は学びの道へ進みました。

最初はイギリス発のICGT認定講座で基礎を学び、
「もっと体系的で科学的に納得できるヒーリングを学びたい」と探し続けた末に出会ったのが、The Rock Girl®ことAlison Hayes氏のパワーストーンヒーリングでした。

電子顕微鏡による観察を交え、石の分子の動きの違いや働きを語る彼女の本に心から感銘を受け、
「どうしてもこの人から学びたい」と強く願い、認定を取得しました。

現在は、パワーストーンヒーラー／サイキックリーダー／アドバンストライトワーカーとして、
大天使・レムリアン・クリスタルスカルなど数種のヒーリングとチャネリングを行っています。

ヒーリングを実践する中で、私自身も心身の不調から解放され、家族との絆も深まり、家族もそれぞれ健やかな流れへと歩み始めました。
そして今では「心穏やかな毎日」が暮らしの中心です。

振り返れば、幼少期の恐怖も、病弱だった日々も、娘の事故も、覗き事件も――すべては私が人生の目的に向かうための宇宙からのギフトだったと思えます。当時は苦しくてたまらなかった出来事も私をライトワーカーとしての道へと強く押し出すための導きだったのです。

だからこそ、私はいま確信を持って言えることがあります。
人生で起きる一見不幸に見える出来事も、必ずそこに意味があり、魂の成長へとつながっているということを。

もし今、あなたが苦しい出来事の中にいるなら――
それもまた、羽ばたくための宇宙からのギフトなのかもしれません。

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